2010/07/28

土のはなし

土の話と言っても、詳しい科学知識を持ち合わせているわけではありません。
ここでは、一般的庭工事で使われる土の話をしてみたいと思います。

おもな基本用土
①山砂・・・産出量が多く(仙台周辺)庭に入れる土としてよく用いられる。サラサラしてるので水はけは良いが植物を植えるには、土壌改良材や堆肥を多めに混ぜる必要あり。整地用としてもよく使われるが、春先の風で飛び、砂埃になるのが難点。


②黒土・・・火山灰土に長年にわたり腐植質が堆積した山の表層部の土。保水性、保肥性ともに良く植物には適します。


③赤土・・・有機質を含まない粘質の火山灰土。堆肥や腐葉土等を混ぜて使うと良い。通気性、水はけがやや劣ります。


④川砂・・・砂場の砂。通気性、水はけが抜群で洋芝のベースに用いられる。


⑤赤玉土・・・赤土を大小の粒にふるいわけた園芸用土。赤土の通気性、水はけの悪さが改善されているため鉢植用土に向く。



よく使う土壌改良材
土壌改良材とは上に挙げた基本用土の弱点を補うために混ぜ合わすもので、保水性(もしくは水はけ)保肥性、通気性を改善し、土の団粒構造を促進します。
①腐葉土・・・落ち葉(落葉広葉樹)を堆積し腐らせたもの。最も基本的でポピュラーな土壌改良材で、土の物理性を良くすると共に腐植質を多く含む。ただし肥料としての効果は少ない。完熟したものを使う。


②バーク堆肥・・・腐葉土が葉に対してバークは樹皮。特性は腐葉土に似るが、より一層ふかふかした土になります。


③パーライト・・・保水性、水はけ、通気性を改善する多孔質の白色粒子。


④ピートモス・・・湿地の水苔が堆積して腐熟したもの。腐葉土の性質が更に強くなったようなもので通気性、保水性に優れ培養土に多く用いられる。酸性が強い。







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