2010/08/26

ガーデンリフォーム2

フロントガーデン中心のリフォームです。
先ず、駐車場がコンクリートと芝生で作られてましたが、もともと水はけが良くないようで、芝生の生育が悪いため全てコンクリートでうめる事にしました。古いコンクリートと比較するとよく湿気り具合が分かります。


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玄関脇にあったシンボルツリーですが、今回は車庫スペースを広げたいために撤去しました。
今まであった土間のスリットのデザインに合わせるように、ここでもスリットを入れました。

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門柱の塗り壁もだいぶ汚れてきてたので塗り替えることに。


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土の部分をまるっきりベタっとコンクリートで埋めてしまうと、クラック(ひび割れ)が予想されるので、新設コンクリートも、もともとのデザインに準じて細かく分けるようにしました。


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北側は日が当たらず苔ばんでいましたが、砂利を敷いてからは、苔が出なくなったようです。

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南側の一部は枕木が積み重ねられた形状の土留めになっていました。枕木は遅かれ早かれ腐るものなので、こういった構造体に枕木を使うと後で工事が大変になります。この際なので後方と同じブロックで土留めをし直す事になりました。

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小さいながらも階段が出来たことで、庭に向かう動線が新しく生まれ、重宝してるようです。
植栽も管理のし易い種類にしぼったためか、以前にも増して青々と元気になりました。これは何よりお客様の日頃の管理の賜物でしょう!


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ガーデンリフォーム1

ガーデンリフォームの施工例です。
リフォーム工事は新規工事と違い、既存物を解体するところから始まるのが特徴です。そのため、既存物をいかに残すか、いかに再利用するかも大きな設計ポイントになってきます。


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無機質だった玄関まわりをピンコロ石や洗い出し風の砂利でかわいらしく生まれ変わりました!ハート形のレンガを4つ合わせてクローバーにしたのはお客様のアイデアです!

そして、南側に土のままの半端なスペースがあったので、コンクリートにして駐車スペースを一台拡張しました。

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こちらは立水栓の化粧 。ピンコロ石を積み上げて作っています。

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庭側には樹脂のウッドデッキをつくり、落ち着きのあるスペースに。エアコンの室外機はそのままの位置で高さを変えました。

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裏側のサービスヤードは防草シート+砂利敷きで雑草対策 です。防犯にもなります。

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施工例13

庭工事の施工例です。
外構部分(主にフロントガーデン部分)は新築時に工事するけど庭部分(メインガーデン)は手付かず、というご家庭は少なくありません。今回もそのケースでした。










樹脂ウッドデッキと石貼りのテラス、芝生の明るい庭で植栽もたくさん入りました。




こちらは家庭菜園スペース。ブロックで囲い盛り土をしてあげた方が、水はけも良くなります。




植え付け時にカツラの葉が若干黄色くなってしまいましたが、きっと元気に回復してくれるでしょう!植え付け時のダメージは多かれ少なかれどんな植木にも現れますが、落葉樹はもともと葉を落として自分の身を守る習性があるため、水をきらさないようにしながら、様子を見て頂くようお施主様にお伝えしました。





低木ヒベリカム・カリシナムの植え付けの際はかみさんに応援をもらいました。たまに外で作業するのも良いですよね!決してキャベツを収穫してるわけではありません(笑)

2010/08/23

施工例12

高低差がある土地というのは、外構のプランで非常に頭を悩ませます。
駐車場のレイアウト如何によって、大きく全体像が変わる上、高低差のある土地はコンクリート土留め工事や掘削残土処分工事が費用の大きな部分を占めるため、お施主様のニーズをしっかり把握した上で慎重にプランを進めていきます。

今回ご紹介の施工例は、お施主様と何度も意見を交わしながら、理想的な外構の間取りを実現しました。









ご覧のように今回の外構では、高低差がある土地にも関わらず土留めがございません。庭との境は芝生の法面(のりめん)処理。駐車場奥方向は急勾配のスロープにして、玄関階段を長くとりました。





駐車場は通常、2%~4%程度の勾配で設計します。(奥行き5mの場合2%で10cmの勾配。4%で20cmの勾配)。それ以上きつくなると、冬場に滑りやすくなりますし、逆に緩やかだと雨水がコンクリートの上を流れずに水溜りが出来てしまいます。ですので、普段使用する2台分のスペースは通常の勾配で作り、来客等で車が増えた際に、自分達の車を奥に入れられるようにとの配慮で作られています。

アプローチ階段は踏み面の長さを30cmで作るのが一般的ですが、駐車場スロープに合わせるように踏み面を60cmとり、長くゆったりとした設計です。ベビーカーを引いて階段を降りることも出来ます。


また、その他にもいろいろな配慮がなされています。



駐車場に一番近い位置にキッチンの窓があるため、目隠しを兼ねてシンボルツリーのヤマボウシを植えました。窓の半分くらいにかかる程度なので、圧迫感も少なく、気持ちの良い枝ぶりを眺められます。




カーポートの屋根素材には「熱線遮断ポリカ」という太陽の紫外線を更にカットするポリカを採用。カーポートの下に入ると真夏でも涼しさを感じます。



車庫の間を一直線に突き抜けるアプローチは、カーペットを彷彿させます。駐車場の間口確保のために既存間知石の解体、歩車道ブロックの切り下げ工事(道路法24条申請工事)など、細部まで寸法を検討して決めていただきました。



実は計画当初は2台分の駐車場と、バイクが通るためのスロープ、という条件で設計し始めました。が、いろいろと考えていく中で、細いスロープを中途半端に作るより、いっそのこと車も停まるようにと発想を転換することによって、土留めの必要がなくなり、さほど金額の変更がなく、2台分の駐車場が5台分に一気に拡がりました!
この成功の要因は何といっても、お施主様が建物着工前からいち早く外構の重要性に気付き、熱心に検討を重ねて頂いたためだと思います。建物の深基礎や駐車場の適正勾配をよくご理解された上で、私にいろいろなアイデアを提案してくれました。

その他にも写真には写っていませんが、将来200V電源を引けるようにと入れた空配管や、検針しやすい量水器の位置など、お施主様の細やかな考案から実に無駄の無い外構レイアウトが出来上がりました。

2010/08/21

庭照明

今、庭照明が注目されています。
ローボルトライトのLEDライトが広く普及し出したことが大きな要因です。これまでの100Vライトとの違いは

①省エネでローコスト。LEDライトなら従来の1/10の電力。
②40,000時間の長寿命。毎日8時間点灯しても13年以上もつ計算になります!
③低発熱、水銀ゼロ。発熱で植物を傷めたりしません。
④虫が寄りにくい。LEDの光の波長が虫に認識しづらい特徴があります。
⑤取付工事は電気工事士の資格不要。一般の方でも施工が出来るため、後付けで増やすのも容易。

というように、LEDライトは良い事づくめで、これから益々普及してきます。




これまで一般家庭での夜間演出はさほど重要視されていませんでした。しかし最近ではガーデン業界でも活発な取り組みがなされるようになり、積極的にナイトガーデンを楽しむ人達が増えてきています。






庭照明の役割を挙げると
①美観・・・夜のライトアップは建物と庭が一体となり幻想的な景観を演出します。
②機能性・・・庭を部屋の延長と捉えることで、夜の活動場所を広げます。
③安全・・・暗いアプローチに足がつまづいたりしないよう、歩行者の安全を確保します。
④防犯・・・明るく照らし出された家は不法侵入を防ぐ効果があります。また道路に面した外構の照明は地域の安全性にも大きく貢献します。








ベターデイズは「プロの庭照明」認定店です。(タカショー主催)
庭照明を取り入れることで庭は大きな付加価値を持ちます。

2010/08/16

広告用パース集

以前、年賀状等、広告用に作ったパース図を紹介したいと思います。


先ずはお正月ののんびりした風情を表現したくて作ったパースです。




続いて夏の夕涼みをイメージしたテラスのパース。


夜景もこんなに素敵になります!





ベランダガーデンのイメージプランも作ってます。
休日にベランダでゆったり読書はいかが?


夜景編


おまけに装いを変えてお正月編です。





続きまして田舎の町おこしプラン。自然に囲まれて、土地の値段もあまり高くないところに家を建ててのんびり暮らしましょうというコンセプトです。
実はこの建物は私が勝手にデザインしたものです(笑)良く出来てるでしょう?










そしてさらに、お焚き上げ場のプランまで作ったことがありました。








とある店舗改装のイメージパース。外回りの改装であればガーデンプランナーの腕の見せ所です!