2010/08/09

草花を楽しむ

正直、草花については無知に近い私が草花についての記事を書くのは大変おこがましいと思うのですが・・・、ここでは草花の管理や園芸ノウハウ的なものではなく、庭の中での花壇の効果を私なりに書いてみたいと思います。

先ず、花壇は一種類だけの鉢植えと違い、複数種を組み合わせるということ。一年草だけで構成するパターンや宿根草、多年草を組み合わせるパターン、または低木類と組み合わせるパターンが考えられると思います。花壇は人目につくとこにスペースをとるのが普通ですが、それが360度どこからも見られるとこか、もしくは背面が壁で一方側からしか見ないのか、そこらへんが非常に大事だと思っています。
360度見られるとこでは花のみで構成される場合が多く、草丈の高低差もあまり付けにくいため平面的になり、その分色の組み合わせやレイアウトで工夫を凝らします。
それに比べ背面があるボーダー花壇等では、手前が低く、奥に高くが鉄則です。手前に比べて奥は管理しづらいので、自然と草丈のある宿根草や多年草が奥に陣取るのですが、植栽の奥行きが広く、草花だけではカバーしきれない際は低木類を積極的に使うのをおススメします。低木類は管理が容易なのと、安定した緑をキープ出来るので、草花のための「良い背景」とも言えるでしょう。

色の組み合わせとしては春花壇は優しい色彩のパステル調、夏は躍動感溢れるビビッド、またははシックなコントラスト配色、等、季節に応じた変化があるとまとまりのある美しさを演出できるようです。


パステル花壇例


ビビッド花壇例


コントラスト花壇例



花壇を含め植え込みは密度が薄いと見栄えがしません。初めの慣れない頃は、気持ち密度を上げて植えてみると良いと思います。あとは庭のあちこちに花壇を分散させず、出来るだけ場所を絞ってまとめて植えることで、尚更色の配色が引き立つので、ここと決めたら思い切って本数をつぎ込むのも、成功の秘訣かと思います。



また、花壇は地植えに限らずコンテナ(プランター)でも十分楽しめます。ある意味こちらの方が管理し易い面もあります。いづれにせよ草花を積極的に取り入れる事で庭がぐっと華やかになります!

コンテナ花壇(1)


コンテナ花壇(2)



ウッドフェンスと床タイルの間に挟み込んだ草花が実に良いアクセントになってます!これがただのグリーンでも固いものと固いものの緩衝材的役割を果たしグッドです!

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